Doctor's Column ドクターズコラム

株式会社プロティア・ジャパンの会長で医師の戸澤明子のコラムです。
医師ならではの視点で、健康のこと、美のこと、アクティブエイジングのことなどを語っています。

ISSUE
33

2016年7月1日

災害は人に何をもたらすのか

4月に起こった熊本市を中心とした大地震は、誰もが予想できなかった。天災による地変や自然界の持つ力を知ることは、不可能に近いのではないかと考えたくなる。私がもっとも気になるのは、被害に遭った人々が受ける“ストレス”の怖さだ。ストレスとはよく聞く言葉だが、誰もがその本当の意味を知っているのだろうか。

ISSUE
32

2015年12月07日

“一億総活躍”って?

日本政府が掲げた“一億総活躍”という言葉が新聞などの紙面を賑わせているが、大多数の国民は何となく違和感を持っているのではないだろうか。過去を振り返ると、この“一億”は良い意味でも悪い意味でも使われてきた。“進め一億火の玉だ”は昭和16年、“一億玉砕”は昭和20年、当時を知る世代の人たちは思い出すのも苦痛だろう。

ISSUE
31

2015年3月23日

アクティブエイジングとダンディズム

人はおしゃれを忘れてしまったときから、老化が進んでいくといっても言い過ぎではない。ふるまいや服装、皮膚の色などの見かけで、その人の内面的な身体の健康や心の内まで見えてしまうように、私は思う。

ISSUE
30

2014年10月1日

上げたり下げたり

 よく人を上げたり下げたりする人がいる。お笑い番組を見ていると、この手の会話が行ったり来たりして、どこで笑いに誘われるかというと、上げて下げるときに一瞬の間があり、下げる言葉の強烈さに「わっ!」。うまく下げる瞬間が勝負のようだ。なぜ、このような番組が人気を得ているのか。企画サイドに人の心を読む力がないとできない。良い気分にしたり落としたり、やりすぎても笑いは取れない。要はバランスだ。

ISSUE
29

2014年4月1日

アトピー性皮膚炎患者の苦しみは当事者にしかわからない

 年明けの土曜日、私はいつものように、麹町~四ツ谷3丁目~新宿へ向けてウォーキングし、水分を補給するためにレストランへ入った。座席を確保した瞬間目に入ったのは、重症化したアトピー患者。40歳前後の男性で、端正な顔立ちだ。ひっきりなしに両手の指先を使って、鼻の両サイドから額、体は衣服の上から、手を上下に動かす仕草。彼の肌は、明らかに粉を吹いているスーパードライスキン。単に気になったのではない。かわいそうだという単純な想いでもない。食事とホットコーヒーの匂いの中で、昔のことを思い出していた。

ISSUE
28

2013年9月12日

社長も知らなかった“美白コスメ騒動”

 今回の騒動を起こした企業のバックグランドについては、さまざまな報道がされている。
 ある雑誌の記事には「初動で対応を間違わなければ、被害の拡大は防げた」「危機管理で必要な悲劇的予測が行われていなかった。自社の化粧品に問題があるのでは、との視点が決定的に欠落していた」とある。

ISSUE
27

2013年6月14日

“普通の幸せ”を得られない人が増えていませんか?

 「あなたは幸せですか?」といきなり聞かれて「ハイ幸せです」と答えられる人がどれだけいるだろうか。「あなたは?」と聞かれたら、「うっううう~ん」。詰まったような、詰まってないような応答になりそう。なぜ?最近、国会議員の片山さつきさんの本を読む機会があった。『正直者にやる気をなくさせる!? 福祉依存のインモラル』という本。媚を売らない正直なお人柄が出ている。

ISSUE
26

2013年3月28日

“ためらうことなくもの申せば”

 年末年始の9日間の休暇は、私にとって貴重な時間となった。大掃除の1日と元日を除いた2日間以外は、自宅を拠点に東京、神奈川と、毎日午後から出かける予定を組んでみた。もちろん歩きと電車である。電車は、目的地まで2時間かかろうと各駅停車に乗った。いま頃、新幹線だったら既に新潟に着いていると思いながらも、まったく退屈を感じることなく、あっというまに終着駅。さまざまな人と街並を見ることができた。昔々、学生時代に住んでいた場所を探しながら、その変貌の凄まじさに懐かしむ心の余裕すら起こらず、立ち止まることもできないまま、気がつくと繁華街のカフェでコーヒーを飲んでいた。

ISSUE
25

2012年12月26日

“亀の甲より年の功”というけれど。

 先日、美容院で読んだ“婦人画報”の中にオノ・ヨ―コさんの記事があった。ヨ―コさんは私より一つ歳上、後はご想像にお任せしたいところ。彼女のメッセージを少し抜粋してみたくなりました。“毎日ひとつ、心が躍る事をする”“今ワクワク、ドキドキしていますか?”私が70歳代まで生きながらえた秘訣。もしくは誰かの心が躍る事を三ヶ月間、毎日続ける。

ISSUE
24

2012年12月26日

この頃の“やりきれなさ”はどこから?

 たぶん、今日この頃“やりきれなさ”をなんとなく感じている日本国民は増えている。政治、経済事情が混沌とし何故か先に進まない、それとも進められない無能さ、リーダーシップの欠落に問題があるのか、毎日のように流れるニュースで流れる悲観的な話。昨年の3.11東日本大地震の発生による余波は大きく、“耐えられない”日常を過ごしている人が多くなってきている。

ISSUE
23

2012年12月26日

I love Yuchunと利他の心

 元東方神起イケメン歌手のパク・ユチョンの大ファンであることを公言している私、おおかたの人は“イケメン好きの戸澤先生”と思っているであろう。いや!そうみさせているだけだ。でもそう言いながら、楽しんでいる自分もいる。彼のファンになった理由はいくつかある。ひとつはドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」を知ってからだ。画面に出てくるイケテル姿すべてに惚れ込んだ。

ISSUE
22

2012年12月26日

現代の魔女づくり

 “魔女”はヨーロッパの俗信である事は間違いない。取り方によっては、悪霊と交わって、超自然的能力、魔力を得た女性ということになる。
普通の人にはない怪しい魅力を持つ女性、普通の人にはない特別の能力を持つ女性、かつて、オリンピックでバレーボールのゴールドメダリスト“東洋の魔女”軍団を思い出す。良かれ悪しかれ、“魔女”の力は尋常でない可能性のイメージがある。

ISSUE
21

2012年12月26日

さっぱり感の連続は良いのか悪いのか

 肌を清潔に保つのは大切なこと。とくに、これから夏場に向けて、人ごみの中で不愉快な思いをするのは汗臭さ、はっきり言えば“不潔”への鈍感さからくるのでは?1年間365日、朝のオンリーシャワーは、どんなに電力事情が悪くなろうと、働く人間は欠かさないほうが良いと言いたい。それだけでも匂いは消える。

ISSUE
20

2012年12月26日

眩しすぎる少女たちへ

 エンビロンでOh,Oh,Oh……、エンビロンでAh,Ah,Ah……。
韓国で2010年の歌謡大賞をとった“少女時代”は日本でももてはやされ、若者はもちろん、おじさんたちまでカラオケでは振りつきでOh,Oh,Oh~Ah,Ah,Ah~と、職場でのストレスを解消しているとか。なんとなく、わかるような気がする。平均的なおじさんの感性にとって、少女時代などのグループは、大衆の誰からも受け入れられるパフォーマンスを作る姿勢、それぞれにかわゆい笑顔の美少女集団だからであろう。

ページの先頭へ